2012年8月4日土曜日

多国史をはめこんだ寄せ木細工の『日本書紀』(1)



 ※出典:加治木義博:言語復原史学会
 KKロングセラーズ ムックの本
 ジンム・プロブレム
 真説:日本誕生 虚構の大化改新と日本政権誕生:17頁

 《多国史をはめこんだ寄せ木細工の『日本書紀』
 「多国史をはめこんだ寄せ木細工の『日本書紀』

 《虚構の大化改新と日本政権誕生
 「虚構の大化改新と日本政権誕生



 「図」本当に「大化の改新」の舞台だったか?

 葛城山からみた奈良高原……

 右前方から遠く見える独立した小山が畝傍山

 その右上の低い丘の辺りがアスカの里

 「はじめに」

 「建国前夜の巨大連邦発見」では

 「五彩圏」という連邦が日本の建国時代に実在して、

 日本列島を南九州から次第に北上し、

 東へ拡大していった事実をお話しした。

 面白いことに、その連邦が3世紀から7世紀にかけて

 「どう移動したか!」

 という謎の答が、

 数字の地名として今も残っていることを、

 あなたはご存じだろうか?

 それは

 1234567

 と順序正しく並んでいて、

 倭の五王の名乗りとも完全に一致している。

 詳しいことは本文でご覧いただくが、

 次にあげたものが本当に私のいうとおりか? 

 それとも偶然の一致なのか?

 ちょっと今ここで、考えてみていただきたい。

 1・イチ 壹與   =伊予  =愛媛県 (1から5まではチャイニーズの数詞)

 2・ニイ 二名島  =新居浜 =愛媛県 

 3・サン 倭王・讃 =讃岐  =香川県 (讃岐はサン王という意味)

 4・シ  倭王・珍 =茅沼  =大阪府 (沖縄語でシはチ。ノ=ヌ=助詞のノ)
 
      倭王・済 =百済  =大阪府 (セイは沖縄語でシー)

 5・ゴ  倭王・興 =河内  =大阪府 (興にも河にもゴの発音がある)

 6・ム  倭王・武 =高市  =奈良県 (6からはヤマト言葉の数詞)

 7・ナ  奴国   =奈良  =奈良県 (ナラはナ国)

 8・ヤ  ヤマト

 これでいくと「8・ヤ」はヤマトであった可能性もある。

 4が二人の倭王にダブっているが、

 これも全巻でお話ししたとおり、

 仁徳天皇系皇朝は珍の代で絶え、

 その後に別系の済が入ったことがわかっているから、

 ダブっていて当然なのである。

 それよりも面白いのは、

 1から5までの数詞と、

 6から8までの数詞の「国籍」が変わっていることである。

 これは一体なにを意味するのだろう……。

 その謎もこの本で解けるはずである。

 日本の古代史はこんなふうに、

 まだまだ未発見の事実に満ちあふれていて、

 あなたの出番がいっぱい残されている。

 ただしそれは学校で教えるような、

 明治以来全然進歩していない在来の史学や考古学では無理である。

 そんなものをはるかに引き離してしまった

 私(加治木義博)のこのシリーズを読んで、

 あなたの出発点をずっと高くもっていかないと、

 とてもあなたの一生のうちには、

 めざましい答えは見つからないだろうと思う。

 それは「歴史とは人間生活のすべてを網羅したもの」で、

 土器や柱跡を掘り出したぐらいでわかるものではないからである。

 しかし、

 だからこそそれを知る手掛かりや証拠も無数に残っている。

 他人が小手先でコネあげた推理小説なんかをいくら読んでも、

 その作者以上に賢くはなれないが、

 自分でやる歴史の謎解きにはすごい能力の獲得が期待できる。

 それには先進技術である私たちの言語復原史学に、

 まず親しくなり、

 習熟していただく必要があると思う。

 『My ブログ』
 古代のメソポタミア
 歴史徒然
 ウワイト(倭人):大学講義録
 ウワイト(倭人)大学院講義録 
 オリエント歴史回廊(遷都)
 古代史つれづれ 
 古代史の画像
 ネット歴史塾
 古代史ブログ講座
 ネット歴史塾
 ひねもす徒然なるままに    
 「終日歴史徒然雑記」
 「古代史キーワード検索」

 『参考』
 『言語復原史学会:Web』
 『言語復原史学会:画像』 
 『言語復原史学会:画像』
 『古代オリエント
 『古代メソポタミア文明
 『シュメール文明
 『ウバイド文明
 『古代エジプト文明
 『古代インダス文明
 『古代ギリシア文明
 『古代中国文明
 『殷文化
 古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
 最新の考古学的発掘の方法
 存在価値が問われる我が国の発掘考古学の現状  

0 件のコメント:

コメントを投稿