2012年12月13日木曜日

中国製「神獣鏡」の実態、ギリシャの青銅鏡の蓋と前漢時代の麒麟型文鎮



 『特定非営利活動法人森を守る紙の会: NGO-SFP』事務局長:金原政敏
 『Yahoo!天気・災害』 

 ※出典:加治木義博言語復原史学会

 大学院講義録 19 25頁



 「図」中国製「神獣鏡」の実態、ギリシャの青銅鏡の蓋と前漢時代の麒麟型文鎮
 《中国製「神獣鏡」の実態、ギリシャの青銅鏡の蓋と前漢時代の麒麟型文鎮
 「中国製「神獣鏡」の実態、ギリシャの青銅鏡の蓋と前漢時代の麒麟型文鎮

 左の鏡は京都府古墳の出土だが漢鏡である。

 向かって左上に東王父という文字があるので、

 上下の神々が、東王父と西王母たちとわかる。

 左右には竜が2頭ずついる。

 4方に配置されているが、

 四神とは無関係なことが、一見してわかる。

 下は中国、洛陽出土の唐代の鏡。

 これも四周に鳥獣がいて『四神』に似ているが、

 鳳凰らしいものが上下にいて、玄武にあたるものがない。

 東西双方にいるのも、一方は虎らしいが、

 もう一方のものは蹄をもつから竜ではなく馬である。

 本当の『四神』を表現したものは見当らない。

 四神など漢代から唐代まで、

 ほとんど重視されていなかったことがわかる。

 「図版」

  鏡は京都府古墳の出土だが漢鏡と中国、洛陽出土の唐代の鏡

 「ギリシャの青銅鏡の蓋

 この下はアレクサンドロス時代の青銅鏡の、青銅製の蓋である。

 英雄テセウスの妻・プェドラと、

 その乳母が語り、愛の神エロスがプェドラの背後にいる。

 有名な物語りの1シーンだが、エロスが描かれているが、

 信仰とは関係のない人間臭い情景である。

 「麒麟型文鎮

 前漢時代の青銅製の文鎮。

 一本角をもった2匹が、たわむれている造型。

 「図版」

 ギリシャの青銅鏡の蓋と麒麟型文鎮

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 『参考』
 『言語復原史学会:Web』
 『言語復原史学会:画像』 

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 《参考》
 古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
 最新の考古学的発掘の方法
 存在価値が問われる我が国の発掘考古学の現状

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