2012年12月20日木曜日

『日本書紀』に見つかるオリエント古代史の痕跡



 『Yahoo!天気・災害』 

 ※出典:加治木義博言語復原史学会

 大学院講義録 28 4頁



 「図」『日本書紀』に見つかるオリエント古代史の痕跡
 《『日本書紀』に見つかるオリエント古代史の痕跡
 「『日本書紀』に見つかるオリエント古代史の痕跡

 『得られた答の総括の仕方』

 次は説明をよく理解してもらうには、

 どうすればいいか?を視点にして、

 <スサノオの尊>を総括してみよう。

 この名乗りに該当する人物は少数ではないから、

 順序が狂うとそれだけで混乱してわからなくなってしまう。

 時代順がしっかりしていると、記憶が明確になるから、

 その点から注意して整理して行くことが大切である。

 「スサの王

 今のイラクを流れるチグリスとユーフラテスの両大河周辺に

 発達した都市国家群の地図から

 まずご覧いただこう。

 右下にあるウンマとラガシュは、

 その2大河流域の最下流、

 最も肥沃な地域をシュメル語で

 「グ・エディン=平野の頸(くび)」と呼んでいた。

 聖書の「エデンの園」である。

 当然のことながらこの2都市国家は、

 巨額の財源になるその土地の領有権を主張して

 紀元前2600年と2500年前後に大戦を戦っている。

 後の戦いの時の<ウンマ>の王(エンシ)は 

 <ウシュ>と呼ばれていた。

 <ウマ>・<馬>と<ウシ>・<牛>。

 また<ウシュ>・<御主>

 (後世まで沖縄で使われていた王を指す代名詞)という

 日本語と共通していることに注意がいる。

 なぜなら今も生きている、

 <天子>と<エンシ>、<スメラギ>と<スメラ王(ギ)>=シュメル王や、

 <ヤマトバル>と<ヤマト>・<スサ>と<スサノオ>といった古代地名や、
 <アラハト>・<荒畑>、<ヤマニ>・<山根>、<サダム>・<定>

 などといった共通名が多数あるからである。

 『『日本書紀』に見つかるオリエント古代史の痕跡

 それだけでなく、

 神武天皇東征にも出てくる共通の特殊な武器の話も記録にある。

 それは<ラガシュ王>の碑文に

 「<ウンマ>の<ウシュ>が

  協定に違反して<エディン>の野を侵略し始めたとき、

  <ニンギルス神>は大神の教えに従って、

  大<網>を使って敵を討ち取り、死骸の山を築いた」

 と書いてある。

 この<網>という特殊な兵器は

 「神武天皇紀」の己末年二月の項に、

 高尾張に居た土蜘蛛を皇軍が葛で<網>を編んで、

 それを使って征伐したのでそこを<葛城>と命名したという

 記事がある。

 これは前26号の<アレクサンドロス>と<八咫烏>の話と同じで、

 皇祖東征記事中の最古層に残っていた<神託部分>であることは

 間違いない。

 《チグリスとユーフラテスの両大河周辺に発達した都市国家群

 「地図」チグリスとユーフラテスの両大河周辺に発達した都市国家群

 「黒海~地中海」

  ハットゥサス(ボガズキョイ)

 「チグリス川」

  ドゥル・シャルーキン・ニネヴァ・(モスル)・ニムロド・ウンマ・ラガッシュ

 「イラン」

  ヤマトバルスーサ・(ペルセポリス)

 「ユーフラテス」

  マリ・バビロン・ラルサ・ウル

 『大学院講義録17』

 1 我が国の四神とは全然ちがう古代中国の方角意識
 《我が国の四神とは全然ちがう古代中国の方角意識
 「我が国の四神とは全然ちがう古代中国の方角意識

 2 隋代には中国にも入っていた我が国の四神
 《隋代には中国にも入っていた我が国の四神
 「隋代には中国にも入っていた我が国の四神

 3 四神思想は絶対に中国のものではない
 《四神思想は絶対に中国のものではない
 「四神思想は絶対に中国のものではない

 4 日本国の色名はデウカリオンの一族から
 《日本国の色名はデウカリオンの一族から
 「日本国の色名はデウカリオンの一族から

 5 橙色も「色」という青葉もギリシャから
 《橙色も「色」という青葉もギリシャから
 「橙色も「色」という青葉もギリシャから

 6 四神思想は絶対に中国のものではない
 《四神思想は絶対に中国のものではない
 「四神思想は絶対に中国のものではない

 7 天子=テミスと、アポルロン=スサノオ=位宮
 《天子=テミスと、アポルロン=スサノオ=位宮
 「天子=テミスと、アポルロン=スサノオ=位宮

 8 発音の地域差が生んだ当て字の証拠群と証拠力
 《発音の地域差が生んだ当て字の証拠群と証拠力
 「発音の地域差が生んだ当て字の証拠群と証拠力

 9 今も生きているギリシャ生まれの五彩圏思想と文化
 《今も生きているギリシャ生まれの五彩圏思想と文化
 「今も生きているギリシャ生まれの五彩圏思想と文化

 10 壹輿時代の五彩圏実在と、ミナミ(南)の語源
 《壹輿時代の五彩圏実在と、ミナミ(南)の語源
 「壹輿時代の五彩圏実在と、ミナミ(南)の語源

 11 卑弥呼の初期と敗戦後の五彩圏
 《卑弥呼の初期と敗戦後の五彩圏
 「卑弥呼の初期と敗戦後の五彩圏

 12 卑弥呼時代の五彩圏と真の国の豪華さ
 《卑弥呼時代の五彩圏と真の国の豪華さ
 「卑弥呼時代の五彩圏と真の国の豪華さ

 13 卑弥呼の記念すべき聖地「芦花部」
 《卑弥呼の記念すべき聖地「芦花部」
 「卑弥呼の記念すべき聖地「芦花部」

 14 卑弥呼の幼名と居た場所と五彩圏のルーツの確認
 《卑弥呼の幼名と居た場所と五彩圏のルーツの確認
 「卑弥呼の幼名と居た場所と五彩圏のルーツの確認

 15 卑弥呼の多数の別名と仏教入信と神功皇后だった証明
 《卑弥呼の多数の別名と仏教入信と神功皇后だった証明
 「卑弥呼の多数の別名と仏教入信と神功皇后だった証明

 16 蘇我馬子と仲哀天皇とは同じ名乗りの持ち主
 《蘇我馬子と仲哀天皇とは同じ名乗りの持ち主
 「蘇我馬子と仲哀天皇とは同じ名乗りの持ち主

 17 万世一系の真実度と聖徳太子と馬子の真相
 《万世一系の真実度と聖徳太子と馬子の真相
 「万世一系の真実度と聖徳太子と馬子の真相
 
 18 天津神・『宇麻志阿斯訶備(うましあしかび)比古遅』の正体
 《天津神・『宇麻志阿斯訶備(うましあしかび)比古遅』の正体
 「天津神・『宇麻志阿斯訶備(うましあしかび)比古遅』の正体

 19 完全に確認できた「『古事記』は仏教徒の国史」
 《完全に確認できた「『古事記』は仏教徒の国史」
 「完全に確認できた「『古事記』は仏教徒の国史」

 20 神も奄美への当て字、徹底したアソカ仏教賛美
 《神も奄美への当て字、徹底したアソカ仏教賛美
 「神も奄美への当て字、徹底したアソカ仏教賛美

 21 変形は激しいが卑弥呼と同じ名乗り実在
 《変形は激しいが卑弥呼と同じ名乗り実在
 「変形は激しいが卑弥呼と同じ名乗り実在

 22 整理すれば詳細な真相が見つかる仲哀天皇の記録
 《整理すれば詳細な真相が見つかる仲哀天皇の記録
 「整理すれば詳細な真相が見つかる仲哀天皇の記録

 23 アスカを何故?飛鳥と書くのか?
 《アスカを何故?飛鳥と書くのか?
 「アスカを何故?飛鳥と書くのか?

 24 「名乗り」はギリシャから来た文化
 《「名乗り」はギリシャから来た文化
 「「名乗り」はギリシャから来た文化

 25 完全に消滅した「中国文化の朝鮮経由流入説」
 《完全に消滅した「中国文化の朝鮮経由流入説」
 「完全に消滅した「中国文化の朝鮮経由流入説」

 26 ギリシャ色名文化が物語る日本誕生までの推移
 《ギリシャ色名文化が物語る日本誕生までの推移
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 27 四季の名が生まれ五彩圏超す『四季圏』実在
 《四季の名が生まれ五彩圏超す『四季圏』実在
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 28 「時間帯」を教えてくれる地名変化の原則
 《「時間帯」を教えてくれる地名変化の原則
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 29 名乗りが確定する『時間帯』は天智天皇の時
 《名乗りが確定する『時間帯』は天智天皇の時
 「名乗りが確定する『時間帯』は天智天皇の時

 30 「万世一系」は本当に賞賛に値いするか?
 《「万世一系」は本当に賞賛に値いするか?
 「「万世一系」は本当に賞賛に値いするか?

 《古代オリエント
 「古代オリエント

 《古代メソポタミア
 「古代メソポタミア

 《シュメール・シュメル
 「シュメール・シュメル

 《ウバイド
 「ウバイド

 《倭人(ウワイト)
 「倭人(ウワイト)

 《魏書倭人章
 「魏書倭人章

 《日本書紀・古事記
 「日本書紀・古事記

 《三国史記・三国遺事
 「三国史記・三国遺事

 『参考』
 『言語復原史学会:Web』
 『言語復原史学会:画像』 

 『My ブログ』
 古代メソポタミア
 歴史徒然
 ウワイト(倭人):大学講義録
 ウワイト(倭人)大学院講義録 
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 《参考》
 古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
 最新の考古学的発掘の方法
 存在価値が問われる我が国の発掘考古学の現状
 装飾古墳

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