2013年1月2日水曜日
樹齢3000余年の屋久島の縄文杉
『Yahoo!天気・災害』
※出典:加治木義博:言語復原史学会
大学院講義録 35 21頁
「図」樹齢3000余年の屋久島の縄文杉
《樹齢3000余年の屋久島の縄文杉》
「樹齢3000余年の屋久島の縄文杉」
縄文杉ウイルソン株
『スサノオの樹種(こだね)の記事は神話でなく史実』
言語以外の証拠はまだある。
それはスサノオ父子の「樹種(こだね)」の子孫である。
『日本書紀』にある一書には
「五十猛命が天降った時、多くの樹種をもって下ったが、
韓地には植えず、ことごとく持ち帰り、
筑紫から大八洲中に播かない所はなく青山にした」とあり、
その次の一書に、
前記のスサノオの「浮宝」の話が載っていて、
杉と楠は船に…、
檜は家屋に…、
槇(まき)は死者を葬る棺材にせよ。
とスサノオの命が言う。
この杉と楠と檜と槇は今も我が国に現存しているが、
全て列島古来の野生種ではなく、
外部から持ち込まれた輸入品を栽培し続けていることが判っている。
『日本書紀』のこの記事が真実だという生きた物証なのである。
それが非常に古い時代の史実だという物証もまた、
大量に残っている。
それは鹿児島県の屋久島に聳える古代杉の一群だ。
宮の浦岳登山道の高塚山付近にある縄文杉は、
その樹齢3000年を超えると測定された古木で、
ここ以外にそんな樹齢の杉はない。
1000年以下の杉は「小杉」と呼ばれて、
それ以上の木が屋久杉と呼ばれるほど老木が多いので、
この島の杉が
スサノオらが最初に植林した遺跡だということは間違いない。
だからこのスサノオの話は神話ではなく史実だったのである。
その証拠に鹿児島県下には粟野の松尾城址などに、
杉の巨木が天を衝いて聳えているのが現実に見られる。
それはフェニキヤ文明の到来が3000年以上前であったことを、
今も立証し続けている動かぬ証拠である。
『移植は三千年以上前、樹種はレバノン杉』
今では世界唯一の、3000年を超える屋久杉は、
『日本書紀』のスサノオ植樹の話が実話で、
3000年以上前に
スサから来た王が植えたものだったことを疑わせない。
在来、疑わしい神話の、
疑わしい架空の「神」とされて来たスサノオが、
実際には実在していて、
その伝承通りの植樹をし、その木が今も生きているからである。
ところが垂仁天皇も、皇子のホムツワケも、
他のスサノオ伝承に一致する点がある。
彼等は3世紀の実在者と確認できているから、
スサノオは一人ではなく、
「スサの王」という名乗りだったと確定できる。
それを一柱の神と錯覚し、似た話の分布を理由に、
それは物語が運ばれてきたのだと史実を抹殺し続けてきた
「神話学」は、
根底から再検討されなければならないが、
それにも増して重要なことは、
スサノオ植樹が史実だという確認は、
屋久杉が外来植物だという確認であり、
原産地はどこかが問題になる。
屋久島人は3000年以上前にそれを運べないから、
運搬者はフェニキヤ人だと特定できる。
とすれば屋久杉はレバノン原産の杉だと確定している。
それがどこに移植されようと杉の原産地は他にはない。
屋久はレバノン杉そのものだったのである。
『聖書』の「レバノン杉」は絶滅などせずに、
今でも屋久島で見られるのである。
屋久杉
レバノン杉
『大学院講義録30』
1 稲作文化が教える祖先たちの混血文明
《稲作文化が教える祖先たちの混血文明》
「稲作文化が教える祖先たちの混血文明」
2 陸稲=シュメルから、水稲=クメールから
《陸稲=シュメルから、水稲=クメールから》
「陸稲=シュメルから、水稲=クメールから」
3 かつて考えられたことのない『住』の真意は?
《かつて考えられたことのない『住』の真意は?》
「かつて考えられたことのない『住』の真意は?」
4 住める=スメル→スペル。「統べる人=スメル人」
《住める=スメル→スペル。「統べる人=スメル人」》
「住める=スメル→スペル。「統べる人=スメル人」」
5 シベリヤ命名の時期とシュメル人の居住証明
《シベリヤ命名の時期とシュメル人の居住証明》
「シベリヤ命名の時期とシュメル人の居住証明」
6 皇室はシュメル起源だと語る多くの遺物群
《皇室はシュメル起源だと語る多くの遺物群》
「皇室はシュメル起源だと語る多くの遺物群」
7 住吉仲皇子の愚行記事は真実か?
《住吉仲皇子の愚行記事は真実か?》
「住吉仲皇子の愚行記事は真実か?」
8 「出雲の国」が生まれた時期まで教えた「住」の1字
《「出雲の国」が生まれた時期まで教えた「住」の1字》
「「出雲の国」が生まれた時期まで教えた「住」の1字」
9 仁徳系記事が暴露している『倭国(イナバ)のウサギ』の比喩
《仁徳系記事が暴露している『倭国(イナバ)のウサギ』の比喩》
「仁徳系記事が暴露している『倭国(イナバ)のウサギ』の比喩」
10 出雲は出水より後世の国名、謎を解く伝承
《出雲は出水より後世の国名、謎を解く伝承》
「出雲は出水より後世の国名、謎を解く伝承」
11 「素戔嗚の尊」の本文と一書の「名詞」比較
《「素戔嗚の尊」の本文と一書の「名詞」比較》
「「素戔嗚の尊」の本文と一書の「名詞」比較」
12 スサノオの名乗りは、スサの王家へ入り婿後のもの
《スサノオの名乗りは、スサの王家へ入り婿後のもの》
「スサノオの名乗りは、スサの王家へ入り婿後のもの」
13 神社の存在だけでは居住証明にはならない
《神社の存在だけでは居住証明にはならない》
「神社の存在だけでは居住証明にはならない」
14 スサノオ神話の正体=速水俣孝説 島根大学講師
《スサノオ神話の正体=速水俣孝説 島根大学講師》
「スサノオ神話の正体=速水俣孝説 島根大学講師」
15 「民俗学」のみたスサノオ
《「民俗学」のみたスサノオ》
「「民俗学」のみたスサノオ」
16 邪霊の人格化、死と豊穣の根の国の王
《邪霊の人格化、死と豊穣の根の国の王》
「邪霊の人格化、死と豊穣の根の国の王」
17 民俗学の粗雑さを立証した「スサノオ形代説」
《民俗学の粗雑さを立証した「スサノオ形代説」》
「民俗学の粗雑さを立証した「スサノオ形代説」」
18 亡国に瀕する祖国日本、廃仏棄釋の惨澹たる末路
《亡国に瀕する祖国日本、廃仏棄釋の惨澹たる末路》
「亡国に瀕する祖国日本、廃仏棄釋の惨澹たる末路」
19 八耳=ヤキ=八木=八岐=八俣の大蛇
《八耳=ヤキ=八木=八岐=八俣の大蛇》
「八耳=ヤキ=八木=八岐=八俣の大蛇」
20 大蛇退治は史実の寓話化。架空の物語ではない
《大蛇退治は史実の寓話化。架空の物語ではない》
「大蛇退治は史実の寓話化。架空の物語ではない」
21 タタラはいつから我が国にあったか?
《タタラはいつから我が国にあったか?》
「タタラはいつから我が国にあったか?」
22 ギリシャ文化から生まれた「天の目一箇神」
《ギリシャ文化から生まれた「天の目一箇神」》
「ギリシャ文化から生まれた「天の目一箇神」」
23 名詞には細心の注意を払うこと
《名詞には細心の注意を払うこと》
「名詞には細心の注意を払うこと」
24 『魏書倭人章』が保証する鉄器文化の実在
《『魏書倭人章』が保証する鉄器文化の実在》
「『魏書倭人章』が保証する鉄器文化の実在」
25 種子島→淡路島が大和政権を生んだ理由
《種子島→淡路島が大和政権を生んだ理由》
「種子島→淡路島が大和政権を生んだ理由」
26 辰韓の鉄の謎を解く種子島海軍国の総括
《辰韓の鉄の謎を解く種子島海軍国の総括》
「辰韓の鉄の謎を解く種子島海軍国の総括」
27 正確な『三韓史』
《正確な『三韓史』》
「正確な『三韓史』」
28 誰が?タタラを、いつ?、もって来たか?
《誰が?タタラを、いつ?、もって来たか?》
「誰が?タタラを、いつ?、もって来たか?」
29 過去の邪馬台論争を超える、たった一枚のスケッチ
《過去の邪馬台論争を超える、たった一枚のスケッチ》
「過去の邪馬台論争を超える、たった一枚のスケッチ」
30 『漂到流球国記』 巻末絵図の一部
《『漂到流球国記』 巻末絵図の一部》
「『漂到流球国記』 巻末絵図の一部」
《古代オリエント》
「古代オリエント」
《古代メソポタミア》
「古代メソポタミア」
《シュメール・シュメル》
「シュメール・シュメル」
《ウバイド》
「ウバイド」
《倭人(ウワイト)》
「倭人(ウワイト)」
《魏書倭人章》
「魏書倭人章」
《日本書紀・古事記》
「日本書紀・古事記」
《三国史記・三国遺事》
「三国史記・三国遺事」
『参考』
『言語復原史学会:Web』
『言語復原史学会:画像』
『My ブログ』
古代メソポタミア
歴史徒然
ウワイト(倭人):大学講義録
ウワイト(倭人)大学院講義録
オリエント歴史回廊(遷都)
古代史つれづれ
古代史の画像
ネット歴史塾
古代史ブログ講座
ネット歴史塾
ひねもす徒然なるままに
「終日歴史徒然雑記」
「古代史キーワード検索」
『特定非営利活動法人森を守る紙の会: NGO-SFP』事務局長:金原政敏
『言語復原史学会:画像』
『検索』
GoogleWeb検索
Google画像検索
YahooWeb検索
Yahoo画像検索
翻訳と辞書
リンクフリー〔UTF-8 対応版〕
《参考》
古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
最新の考古学的発掘の方法
存在価値が問われる我が国の発掘考古学の現状
装飾古墳
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿