2010年1月9日土曜日

埴輪スタイルはどこのものか

 出典:加治木義博
    日本人のルーツ
    保育社:カラーブックス

    <日本人のルーツ>-その探求の一方法-

           加治木義博著

















この埴輪の女性たちは頭に何かをのせている。

 従来はこれを後世の島田髷のようなものとしてきたが、リス族もギリヤーク族も帽子をかぶっているのをみると、帽子でなかったとはいえないと思う。

 9ページの埴輪は袈裟襷をかけている。

 この習俗は現代でもタイ国女性の公式の風俗である。

 タイ国には古来、山地民族が混住し、リス族のわらじが日本のものとそっくりであるように同じ水稲文化を分けあっている。

 日本語と関連のあるタイ語も多く、小唄などにもよく似たものがある。

 タイの人々とは山地民族だけでなく、古代の交流が充分考えられるのである。


 <写真>

 ●婦人埴輪:7世紀(栃木県)

 ●鮭皮の服:ギリヤ―ク(シベリア)

 ●婦人埴輪:7世紀(栃木県)

 ●鮭皮の服:ギリヤ―ク(シベリア)

 ●婦人埴輪:6世紀(群馬県)

 ●タイ婦人の正装(チェンマイ)

 ●首飾り:リス族(タイ)

 ●わらじ:リス族(タイ)

 『参考』

 『歴史の画像』

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 小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書 『メソポタミア世界』  
 シュメル-人類最古の文明

 歴史徒然
 
 ウワイト(倭人)ウバイド
 
 歴史回廊(遷都)

 古代史の画像 

 歴史研究家「小嶋 秋彦」
 歴史学講座『創世』うらわ塾 

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