出典:加治木義博
日本人のルーツ
保育社:カラーブックス
<日本人のルーツ>-その探求の一方法-
弥生時代には埴輪のようなものは残っていないが、『倭人章』が3世紀当時の弥生人のスタイルについて、詳しく記録しており、それには「婦人は中国の単被(タンピ)のようで中央に穴を開けたものを、頭を貫いて衣ている」と書いてある。
当時の中国の単被は下着で、布を二つ折りにして頭を出す部分を切り、両脇をひもで結ぶ簡単服で、チャイナ・ドレスの原型である。
これに似て「頭を貫いて衣る」服を現代もなお守り続けている人々が、ビルマとタイ国にまたがって住むカレン人である。
その服は頭と両手が出る部分を残してとじ合わせただけの、ごく簡単なものである。
<写真>
●白カレン未婚婦人服
●ポー・カレン未婚婦人服
『参考』
『歴史の画像』
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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書 『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
歴史徒然
ウワイト(倭人)ウバイド
歴史回廊(遷都)
古代史の画像
歴史研究家「小嶋 秋彦」
歴史学講座『創世』うらわ塾
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