出典:加治木義博
日本人のルーツ
保育社:カラーブックス
<日本人のルーツ>-その探求の一方法-
カレンの婦人たちは竹と板とを組み合わせた簡単な機(はた)で織物を織るが、それは沖縄の読谷花(ゆんだんはな)織とそっくりで区別がつかない。
また独特の下駄がある。
その歯は四つ足になっていて、獣に乗ることから思いついたばかりの、原始的なアイデアのままである。
クサビで張った皮の太鼓は奄美大島のものと完全に同じだし、渓流で小魚をすくう三角形竹網や荷物を背負う木製の”背負い子”も、日本のそれと同じ系統の文化である。
また装身具も共通点が多い。
<写真>
●三角竹網
●クサビ太鼓
●カレン花織
●背負い子
●下駄
●腕輪
●ネックレス
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