出典:加治木義博
日本人のルーツ
保育社:カラーブックス
<日本人のルーツ>-その探求の一方法-
わが国では仏教渡来以前の民族宗教は、天神地祇を祭ることであった。
その祭り方にはいろいろな約束ごとがあり、今なお伝統を承けついでいるが、神社建築で目立つ特徴は棟先につけられた千木(ちぎ)である。
それは古く家屋文鏡の絵にも描かれているが、実は千木はわが国の専売ではなく、東南アジア各地に広く見られる、聖なるシンボルなのである。
それはインドネシアで牛頭をそのまま取りつけている(31ページ下)ように本来、牛の頭を象ったものであるが、日本の千木に最も近いものは、上のタイ国山地民族グエバ・アカ族の酋長の家のもので、天地神明造と同じく外(そと)削りになっている。
<写真>
●アカ族酋長宅の千木:タイ北部センチャイ村
『参考』
『歴史の画像』
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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書 『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
歴史徒然
ウワイト(倭人)ウバイド
歴史回廊(遷都)
古代史の画像
歴史研究家「小嶋 秋彦」
歴史学講座『創世』うらわ塾
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