2010年2月5日金曜日

縄文人なぞ解きの手がかり


出典:加治木義博
日本人のルーツ
保育社:カラーブックス

<日本人のルーツ>-その探求の一方法-


 甲子園球場に近い香枦(こうろ)園に辰馬資料館があり、そこにこの土器がある。

 正面に穴があり、そのまわりに茶びんの口のようなもののあった跡があるので「人面注口土器」と呼ばれる。

 48ページの<C>と同じ貝塚から出土したがこの二個の土器が、それを作った縄文人がどんな人々だったかを、はっきり証明することになったのである。

 それはこの土器の多くの特徴と同じものをもつ、古代中国青銅器があるからだ。

<写真>

 ●人面注口土器(茨城県福田貝塚出土)

『参考』



小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書 『メソポタミア世界』  





歴史研究家「小嶋 秋彦」


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