2010年2月6日土曜日

殷人と縄文人との関係は


 出典:加治木義博
    日本人のルーツ
    保育社:カラーブックス

    <日本人のルーツ>-その探求の一方法-


 <A>は前ページの土器の取れた口をつけて元の姿に復原したものだが、これと48ページの<C>とを、<B>の殷の人面盉と比較してみると、25以上の共通点をもっている。

 日本と中国別々に作られながら、こんなに多く一致するのは、偶然似たのではなくて、仏像のように作る上でのきまりがあって、それが守られているためで、信仰に根ざしたものとみるほかない。

 古代人は想像以上に神を恐れ、ちょっとした文様も重要な意味をもっていた。

 それらは単なる飾りではない。

 だから縄文人は殷の人々と同じ神を信じ、同じ規則に従ってこれらの注口器を作った。

 海を隔てていても決して無関係ではなかったのである。

<写真>

 ●<A>辰馬注口器(復原レプリカ)

 ●<B>青銅人面盉(中国殷墟出土):
    ワシントン・フリア美術館臓

『参考』



小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書 『メソポタミア世界』  





歴史研究家「小嶋 秋彦」



0 件のコメント:

コメントを投稿