2012年11月10日土曜日

奇妙な幻視「南九州空白域」



 『特定非営利活動法人森を守る紙の会: NGO-SFP』事務局長:金原政敏
 『Yahoo!天気・災害』 

 ※出典:加治木義博言語復原史学会

 大学講義録 08 9頁



 「図」奇妙な幻視「南九州空白域」

 《奇妙な幻視「南九州空白域」
 「奇妙な幻視「南九州空白域」

 この場合『畿内説』と違って島々があり問題ないが、

 その投馬国は距離、方位、

 発音から今の鹿児島県大島郡・十島村だが

 「戸数 道里 可 略載」の国に入っている以上、

 投馬国までが「自 女王国 以北」の国に入る。

 そうだとすると、

 「自 女王国 以南」の国々、すなわち旁国は、

 全部、

 南西諸島以南にあるということになってしまう。

 それなら旁国は確かに「遠絶」はしてはいるが、

 現実の九州の地理条件を見ることを忘れてはならない。

 なぜなら伊都国が佐賀市付近であることは動かないから、
 
 その東南100里の奴国と、東100里の不弥国とは、
 
 どちらも伊都国から5~6kmしか離れていない。

 するとこの佐賀周辺ブロックと

 鹿児島県中部の邪馬壹国との間には、

 広大な面積の地域が現実に実在するのに、

 『魏書倭人章』はその全部を書き落としていることになる。

 旁国は南西諸島にあった国々だとすれば、

 より近くて知識の豊富な、
 
 九州の半分にも及ぶ広大な地域を、

 なぜ空白にして全然書かないのか理解に苦しむ。

 これは明かに陳寿が記録を落としたか、

 編集し誤ったか、または表熟こ誤りがあるのである。

 文献史学を手掛けるには、こうした点をよく見分けて、

 絶対に見落とさない努力が必要だという最適の例だから、

 徹底して真相を追及してみよう。

 『大学講義録12』

 1 弥奴国は特に発音が重要
 《弥奴国は特に発音が重要
 「弥奴国は特に発音が重要

 2 ミヤノに合う地名=宮之
 《ミヤノに合う地名=宮之
 「ミヤノに合う地名=宮之

 3 奴国は卑弥呼政権に止めを刺した古戦場
 《奴国は卑弥呼政権に止めを刺した古戦場
 「奴国は卑弥呼政権に止めを刺した古戦場

 4 読み変え地名は歴史の重要証人
 《読み変え地名は歴史の重要証人
 「読み変え地名は歴史の重要証人

 5 好古都は加久藤、重要な発音の時代差
 《好古都は加久藤、重要な発音の時代差
 「好古都は加久藤、重要な発音の時代差

 6 九州に実在した「数を国名にした国々」・1
 《九州に実在した「数を国名にした国々」・1
 「九州に実在した「数を国名にした国々」・1

 7 ギリシャ式発音が生んだ唐代以後の地名
 《ギリシャ式発音が生んだ唐代以後の地名
 「ギリシャ式発音が生んだ唐代以後の地名

 8 不呼の P 音は本当にあったか?
 《不呼の P 音は本当にあったか?
 「不呼の P 音は本当にあったか?

 9 九州に実在した「数を国名にした国々」・2
 《九州に実在した「数を国名にした国々」・2
 「九州に実在した「数を国名にした国々」・2

 10 ワンセッートになった不弥と不呼
 《ワンセッートになった不弥と不呼
 「ワンセッートになった不弥と不呼

 11 不弥・不呼は卑弥呼時代の方前・方後→豊前・豊後
 《不弥・不呼は卑弥呼時代の方前・方後→豊前・豊後
 「不弥・不呼は卑弥呼時代の方前・方後→豊前・豊後

 12 不呼が鹿児島で生んだ日本語たち
 《不呼が鹿児島で生んだ日本語たち
 「不呼が鹿児島で生んだ日本語たち

 13 不呼国はいまの福岡市の北にあった
 《不呼国はいまの福岡市の北にあった
 「不呼国はいまの福岡市の北にあった

 14 姐奴はピッタリの月野、大人弥五郎の国
 《姐奴はピッタリの月野、大人弥五郎の国
 「姐奴はピッタリの月野、大人弥五郎の国

 15 対蘇は津和野へ行き、帖佐になってしまった
 《対蘇は津和野へ行き、帖佐になってしまった
 「対蘇は津和野へ行き、帖佐になってしまった

 16 熊襲とは熊毛から大隅に侵入した王名
 《熊襲とは熊毛から大隅に侵入した王名
 「熊襲とは熊毛から大隅に侵入した王名

 17 蘇奴国の版図(はんと)は時代によって変わった
 《蘇奴国の版図(はんと)は時代によって変わった
 「蘇奴国の版図(はんと)は時代によって変わった

 18 地名分布の理由と時期に注意
 《地名分布の理由と時期に注意
 「地名分布の理由と時期に注意

 19 2世紀より前からあった蘇奴国
 《2世紀より前からあった蘇奴国
 「2世紀より前からあった蘇奴国

 20 蘇奴国も仏教がもたらした国
 《蘇奴国も仏教がもたらした国
 「蘇奴国も仏教がもたらした国

 21 世界有数の文化圏を指す「膂宍之空(りょにくのソラ)国」
 《世界有数の文化圏を指す「膂宍之空(りょにくのソラ)国」
 「世界有数の文化圏を指す「膂宍之空(りょにくのソラ)国」

 22 蘇奴国と隼人と狗奴国は犬人の一族
 《蘇奴国と隼人と狗奴国は犬人の一族
 「蘇奴国と隼人と狗奴国は犬人の一族

 23 「初国知らす天皇」は蘇奴国の天皇
 《「初国知らす天皇」は蘇奴国の天皇
 「「初国知らす天皇」は蘇奴国の天皇

 24 五位野から児湯郡に移動発展した呼邑国
 《五位野から児湯郡に移動発展した呼邑国
 「五位野から児湯郡に移動発展した呼邑国

 25 華奴蘇奴は肝属の古名で神園・上園は子孫
 《華奴蘇奴は肝属の古名で神園・上園は子孫
 「華奴蘇奴は肝属の古名で神園・上園は子孫

 26 鬼国は球磨郡の球玖、喜入に移住
 《鬼国は球磨郡の球玖、喜入に移住
 「鬼国は球磨郡の球玖、喜入に移住

 27 為吾は大隅系の旁国=肥後菊池郡の子養郷
 《為吾は大隅系の旁国=肥後菊池郡の子養郷
 「為吾は大隅系の旁国=肥後菊池郡の子養郷

 28 鬼奴国の明清音(ミンシンおん)にピッタリ合う栗野
 《鬼奴国の明清音(ミンシンおん)にピッタリ合う栗野
 「鬼奴国の明清音(ミンシンおん)にピッタリ合う栗野

 29 南九州の古墳文化 上村俊雄
 《南九州の古墳文化 上村俊雄
 「南九州の古墳文化 上村俊雄

 《古代オリエント
 「古代オリエント

 《古代メソポタミア
 「古代メソポタミア

 《シュメール・シュメル
 「シュメール・シュメル

 《ウバイド
 「ウバイド

 《倭人(ウワイト)
 「倭人(ウワイト)

 《魏書倭人章
 「魏書倭人章

 《日本書紀・古事記
 「日本書紀・古事記

 《三国史記・三国遺事
 「三国史記・三国遺事

 『参考』
 『言語復原史学会:Web』
 『言語復原史学会:画像』 

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 古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
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