2012年11月26日月曜日

建国の母胎になった聖なる島「種子島」



 『Yahoo!天気・災害』 

 ※出典:加治木義博言語復原史学会

 大学講義録 33 7頁


 
 「図」建国の母胎になった聖なる島「種子島」
 《建国の母胎になった聖なる島「種子島」
 「建国の母胎になった聖なる島「種子島」

 『種子島人支配の真因は兵器産業先進国だったため』

 『魏書』の『倭人章』の前に書かれている

 『東夷・韓章』の「辰韓条」には、

 有名な一節

 「国は鉄を出す。韓・濊(ワイ)・倭は皆、
 
  すきなようにこれを取る」という記録がある。

 種子島はその四周の海岸の至るところに砂鉄の層があって、

 戦後はロケットの外装に用いる超硬度の特殊鋼原料として

 NASAに輸出していたほどである。

 現代では硬(かた)過ぎて一般の製鉄原料としては使われないが、

 日本刀が砂鉄製であることは常識である。

 古代の初期鉄器時代には種子島は鉄の宝庫だった。

 今も南九州を中心に愛用されている

 「種子鋏(たねバサミ)」という原始的な鋏は、

 この砂鉄文化の遺物である。

 種子島が我が国初期鉄砲の代名詞になったのも、

 たんに種子島にポルトガル船が漂着したから

 鉄砲が作れたというのではない。

 武器に対する関心と、それを複製するだけの鉄工業の伝統と、

 教養と原科と設備とが揃っていたからである。

 そしてそれを全国に広めたのが大阪府の堺商人だった。

 彼らはそれ以前から武器商人として

 巨大な富と工業基盤とを築き上げていた。

 このことから種子島のサカイも

 ただ釋迦族の町というだけでなく、

 鉄器工業の先進地であったことが推理できる。

 それはいうまでもなく仏教とともに

 インド先進文明を運んできた

 ソナカ仏教宣布団の文化の一つだったのである。

 するとこの辰韓の鉄の産地は半島ではなく、

 辰韓の故郷・種子島のほうだということになる。

 「インドの金属技術者」

 手焙り形土器の中の木炭を長い吹管で吹いて高熱し、

 金属を溶かして細工する。

 吹管は日本の火吹き竹と同じ性質の文化で、

 紀元前25世紀の

 エジプト第5王朝時代の壁面彫刻にはすでに似たものが見られる。

 《参考》日本人のルーツp.29謎の弥生土器とその仲間

          手焙り土器の正体

 『建国の母胎になった聖なる島「種子島」』

 建国の史跡は南部に集中しているが、

 すでに島内(とうない)でも

 平山などの地名が北上しているのが見られる。

 我が国がここに芽生えた島。

 近代文明を開いた島。

 文字どおりの聖なる「種子の島」である。

 『大学講義録28』

 1 建国史最大の問題「国生み」の位置
 《建国史最大の問題「国生み」の位置
 「建国史最大の問題「国生み」の位置

 2 『日本書紀』と『古事記』の大論争
 《『日本書紀』と『古事記』の大論争
 「『日本書紀』と『古事記』の大論争

 3 天照大御神は『日本書紀』には居ない
 《天照大御神は『日本書紀』には居ない
 「天照大御神は『日本書紀』には居ない

 4 1200年前に勝敗が決まっていた邪馬台論争
 《1200年前に勝敗が決まっていた邪馬台論争
 「1200年前に勝敗が決まっていた邪馬台論争

 5 天孫降臨も神武東征も嘘にする「大阪湾・国生み」説
 《天孫降臨も神武東征も嘘にする「大阪湾・国生み」説
 「天孫降臨も神武東征も嘘にする「大阪湾・国生み」説

 6 淡路はヤマトと共に大移動した
 《淡路はヤマトと共に大移動した
 「淡路はヤマトと共に大移動した

 7 出発点サカと到着点サタ
 《出発点サカと到着点サタ
 「出発点サカと到着点サタ

 8 丹波や淡路を運んだのは倭国か日本国か?
 《丹波や淡路を運んだのは倭国か日本国か?
 「丹波や淡路を運んだのは倭国か日本国か?

 9 「畿内説」を完全に否定する播磨と高砂
 《「畿内説」を完全に否定する播磨と高砂
 「「畿内説」を完全に否定する播磨と高砂

 10 中国地方を進んだ日本、四国を進んだ倭
 《中国地方を進んだ日本、四国を進んだ倭
 「中国地方を進んだ日本、四国を進んだ倭

 11 サカとサタの分布とイソップの変種
 《サカとサタの分布とイソップの変種
 「サカとサタの分布とイソップの変種

 12 罔象(モウショウ)も『日本書紀』が唐向け文書だという証拠
 《罔象(モウショウ)も『日本書紀』が唐向け文書だという証拠
 「罔象(モウショウ)も『日本書紀』が唐向け文書だという証拠

 13 反正天皇のミヅハと弥都波能売(ミヅハノメ)
 《反正天皇のミヅハと弥都波能売(ミヅハノメ)
 「反正天皇のミヅハと弥都波能売(ミヅハノメ)

 14 埋(うず)もれたギリシャ神話の女神エウリュノメ
 《埋(うず)もれたギリシャ神話の女神エウリュノメ
 「埋(うず)もれたギリシャ神話の女神エウリュノメ

 15 古代ギリシャの宇宙開闢と太陽・月などの貴子生み
 《古代ギリシャの宇宙開闢と太陽・月などの貴子生み
 「古代ギリシャの宇宙開闢と太陽・月などの貴子生み

 16 間違いなくイザナミの命だったエウリュノメ
 《間違いなくイザナミの命だったエウリュノメ
 「間違いなくイザナミの命だったエウリュノメ

 17 アフロデイテ(ヴィーナス)は日本語?!
 《アフロデイテ(ヴィーナス)は日本語?!
 「アフロデイテ(ヴィーナス)は日本語?!

 18 さらに解けた『古事記』編纂への疑問
 《さらに解けた『古事記』編纂への疑問
 「さらに解けた『古事記』編纂への疑問

 19 黄泉とは紀州と和泉、イサナキの命は履中天皇
 《黄泉とは紀州と和泉、イサナキの命は履中天皇
 「黄泉とは紀州と和泉、イサナキの命は履中天皇

 20 天皇の世襲名だったイサナキの名乗り
 《天皇の世襲名だったイサナキの名乗り
 「天皇の世襲名だったイサナキの名乗り

 21 古代人の「ミヅハノメの神」観
 《古代人の「ミヅハノメの神」観
 「古代人の「ミヅハノメの神」観

 22 謎の旧官幣大杜・伊弉諾神社の祭神
 《謎の旧官幣大杜・伊弉諾神社の祭神
 「謎の旧官幣大杜・伊弉諾神社の祭神

 23 『一書』の証言『日本書紀』は天武製ではない
 《『一書』の証言『日本書紀』は天武製ではない
 「『一書』の証言『日本書紀』は天武製ではない

 24 『十八氏纂記』を提出した人々(倭国出身)の歴史
 《『十八氏纂記』を提出した人々(倭国出身)の歴史
 「『十八氏纂記』を提出した人々(倭国出身)の歴史

 25 『日本書紀』『一書』追加は西暦691年8月以降
 《『日本書紀』『一書』追加は西暦691年8月以降
 「『日本書紀』『一書』追加は西暦691年8月以降

 26 天孫降臨を無価値にする『日本書紀』
 《天孫降臨を無価値にする『日本書紀』
 「天孫降臨を無価値にする『日本書紀』

 27 天竺とは沖縄と筑紫、種子島が首長国
 《天竺とは沖縄と筑紫、種子島が首長国
 「天竺とは沖縄と筑紫、種子島が首長国

 28 卑弥呼の先代の実在と天竺僧とシャーマニズム
 《卑弥呼の先代の実在と天竺僧とシャーマニズム
 「卑弥呼の先代の実在と天竺僧とシャーマニズム

 29 シベリヤ、チクシ、ヤナ川、バイカル湖は日本語名
 《シベリヤ、チクシ、ヤナ川、バイカル湖は日本語名
 「シベリヤ、チクシ、ヤナ川、バイカル湖は日本語名

 《古代オリエント
 「古代オリエント

 《古代メソポタミア
 「古代メソポタミア

 《シュメール・シュメル
 「シュメール・シュメル

 《ウバイド
 「ウバイド

 《倭人(ウワイト)
 「倭人(ウワイト)

 《魏書倭人章
 「魏書倭人章

 《日本書紀・古事記
 「日本書紀・古事記

 《三国史記・三国遺事
 「三国史記・三国遺事

 『参考』
 『言語復原史学会:Web』
 『言語復原史学会:画像』 

 『My ブログ』
 古代メソポタミア
 歴史徒然
 ウワイト(倭人):大学講義録
 ウワイト(倭人)大学院講義録 
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 《参考》
 古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
 最新の考古学的発掘の方法
 存在価値が問われる我が国の発掘考古学の現状

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