2012年11月25日日曜日

大阪平野の古地理図



 『Yahoo!天気・災害』 

 ※出典:加治木義博言語復原史学会

 大学講義録 30 28頁



 「図」大阪平野の古地理図
 《大阪平野の古地理図
 「大阪平野の古地理図

 『対岸だった堺と佐太。それ以後の乱れ』

 こうしたことから、本来なら興がはいる天皇の位置に、

 允恭とその皇子の安康が置かれて、

 その安康の記事に、

 息子に殺された蓋鹵のパロディが加えられた。

 そして允恭は兄弟相続という形を取らざるをえなかった。

 こうした現実の痕跡が大学講義録28の地図に見るような

 サカ~サタの乱れとなって残ったのである。

 本来なら倭の五王の順位どおり、

 興=河内から武=タケシ=高市(奈良県)へ行くはずの

 サカ~サタが、現実には大きく乱れている。

 堺(サカイ)のサカに対応する守口のサタは、

 和泉=イズミ=倭済(イズミ)から河内=興の北端に飛んだ後、

 次のサカは丹波に迷い込み、

 サタは東西を逆行して、はるか西の出雲に飛んでいるのである。

 まず堺と守口のサカ~サタから考えてみよう。

 私(加治木義博)の親友・梶山彦太郎氏の画期的な研究で

 明かになった

 「河内潟(がた)」が下図のようにあって、

 いま大阪城や高津(こうづ)神社のある上町(うえまち)台地が

 南北に半島状に突出していただけで、

 生駒山山麓(いこまやまさんろく)の八尾(やお)市あたりまで

 大阪湾になっていた。

 守口市の佐太は今は淀川より南にあるが、

 これは明治42年完成の新淀川改修(下図右)の結果であって、

 古代には旧淀川の線が海岸で、

 堺から見ると北岸の岬だったのである。

 この堺~佐太も、

 港と港を結ぶ相対的な目標点だったのであって、

 変貌して陸続きになってしまった現在の奇妙さは、

 時の流れによって生まれた幻覚にすぎない。

 『大学講義録27』

 1 田尻が立証した天皇家の故郷と5世紀前後の奈良入り
 《田尻が立証した天皇家の故郷と5世紀前後の奈良入り
 「田尻が立証した天皇家の故郷と5世紀前後の奈良入り

 2 河内皇朝の実力と2種類の田尻
 《河内皇朝の実力と2種類の田尻
 「河内皇朝の実力と2種類の田尻


 3 移動の規模や勢力を記録する地名
 《移動の規模や勢力を記録する地名
 「移動の規模や勢力を記録する地名

 4 九州からの移住の史実を語る丹波の地名
 《九州からの移住の史実を語る丹波の地名
 「九州からの移住の史実を語る丹波の地名


 5 余りにもよく似たイソップという地名
 《余りにもよく似たイソップという地名
 「余りにもよく似たイソップという地名

 6 「日本昔話『正直爺さん』もの」の原作者
 《「日本昔話『正直爺さん』もの」の原作者
 「「日本昔話『正直爺さん』もの」の原作者

 7 壹與の宗教を伝える『百合若説教』
 《壹與の宗教を伝える『百合若説教』
 「壹與の宗教を伝える『百合若説教』

 8 沖縄語・大隅語・鹿児島語の故郷?わかる
 《沖縄語・大隅語・鹿児島語の故郷?わかる
 「沖縄語・大隅語・鹿児島語の故郷?わかる

 9 世界帝国思想による被害と天武の神話捏造の真意
 《世界帝国思想による被害と天武の神話捏造の真意
 「世界帝国思想による被害と天武の神話捏造の真意

 10 ローマ勢力が到来した動かない証拠
 《ローマ勢力が到来した動かない証拠
 「ローマ勢力が到来した動かない証拠

 11 古代にタイムスリップさせる発見につぐ発見
 《古代にタイムスリップさせる発見につぐ発見
 「古代にタイムスリップさせる発見につぐ発見

 12 「倭の五王」の上表は中国への威嚇でもあった
 《「倭の五王」の上表は中国への威嚇でもあった
 「「倭の五王」の上表は中国への威嚇でもあった

 13 天皇名の命名エピソードは天武の偽装工作
 《天皇名の命名エピソードは天武の偽装工作
 「天皇名の命名エピソードは天武の偽装工作

 14 『記・紀』が消した『宋書』の名乗りが解く謎
 《『記・紀』が消した『宋書』の名乗りが解く謎
 「『記・紀』が消した『宋書』の名乗りが解く謎

 15 トンチンカンだが明瞭になった倭王・珍
 《トンチンカンだが明瞭になった倭王・珍
 「トンチンカンだが明瞭になった倭王・珍

 16 安康天皇以前はまだ河内皇朝だったと書く『記・紀』
 《安康天皇以前はまだ河内皇朝だったと書く『記・紀』
 「安康天皇以前はまだ河内皇朝だったと書く『記・紀』

 17 近畿に巨大古墳が造られた時期は5世紀以後
 《近畿に巨大古墳が造られた時期は5世紀以後
 「近畿に巨大古墳が造られた時期は5世紀以後

 18 明らかに2皇朝が並立していた証拠
 《明らかに2皇朝が並立していた証拠
 「明らかに2皇朝が並立していた証拠

 19 丹波の倭王と、男性シンデレラ・継体天皇
 《丹波の倭王と、男性シンデレラ・継体天皇
 「丹波の倭王と、男性シンデレラ・継体天皇

 20 倭国・日本並立確認。継体はどちらの天皇か?
 《倭国・日本並立確認。継体はどちらの天皇か?
 「倭国・日本並立確認。継体はどちらの天皇か?

 21 名乗りで見分けられる倭国と日本の天皇
 《名乗りで見分けられる倭国と日本の天皇
 「名乗りで見分けられる倭国と日本の天皇

 22 「万世一系化工作」にみる天武らの知性の高さ
 《「万世一系化工作」にみる天武らの知性の高さ
 「「万世一系化工作」にみる天武らの知性の高さ

 23 允恭天皇の水増しと、日本4天皇混入
 《允恭天皇の水増しと、日本4天皇混入
 「允恭天皇の水増しと、日本4天皇混入

 24 2皇朝並立の記載は天武天皇らの勅命
 《2皇朝並立の記載は天武天皇らの勅命
 「2皇朝並立の記載は天武天皇らの勅命

 25 成功した天武天皇の「万世一系」改造工作
 《成功した天武天皇の「万世一系」改造工作
 「成功した天武天皇の「万世一系」改造工作

 26 中国の皇帝が羨望した「天武式万世一系」体制
 《中国の皇帝が羨望した「天武式万世一系」体制
 「中国の皇帝が羨望した「天武式万世一系」体制

 27 3貴子誕生の謎の答=インドの四姓の原型
 《3貴子誕生の謎の答=インドの四姓の原型
 「3貴子誕生の謎の答=インドの四姓の原型

 28 『記・紀』創世記はアーリヤ創世説話の一種
 《『記・紀』創世記はアーリヤ創世説話の一種
 「『記・紀』創世記はアーリヤ創世説話の一種

 29 「粗雑な説話集ていど」の部分が秘めていた巨大な答
 《「粗雑な説話集ていど」の部分が秘めていた巨大な答
 「「粗雑な説話集ていど」の部分が秘めていた巨大な答

 《古代オリエント
 「古代オリエント

 《古代メソポタミア
 「古代メソポタミア

 《シュメール・シュメル
 「シュメール・シュメル

 《ウバイド
 「ウバイド

 《倭人(ウワイト)
 「倭人(ウワイト)

 《魏書倭人章
 「魏書倭人章

 《日本書紀・古事記
 「日本書紀・古事記

 《三国史記・三国遺事
 「三国史記・三国遺事

 『参考』
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 《参考》
 古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
 最新の考古学的発掘の方法
 存在価値が問われる我が国の発掘考古学の現状

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