2012年11月24日土曜日

「針突(はづき)紋」



 『Yahoo!天気・災害』 

 ※出典:加治木義博言語復原史学会

 大学講義録 30 8頁



 「図」
 《「針突(はづき)紋」
 「「針突(はづき)紋」

 『ヤマ神王・位宮と倭人の風習とその記録者』

 潮満つ瓊(たま)や宇宙卵(らん)の存在で、

 山幸彦=位宮は、シンドゥ教徒だったことが明白になった。

 それなら「ヤマ」はシンドゥの神・ヤマ、

 すなわちシバ神以外にない。

 それは彼が垂仁天皇として、

 狭穂姫なきあと娶(めと)った后妃の父は丹波の道主、

 道主はビシュヌー神という名乗りだから

 ヤマ神という名乗りも当然あった。

 位宮の高句麗王としての名乗り「山上王」も正しい発音は

 「ヤマカミ王=ヤマ神王」で、

 サンジョウォウと読むのは間違いである。

 このことからも『三国史記』の高句麗王だからと、

 位宮を朝鮮半島人と思い込み、

 高句麗は遠い外国だと思いこんでいた在来の学者の説は、

 今では古くてもう役には立たない。

 それ以上に重要な問題は、

 『魏書倭人章』の記事がこれで一層、

 鮮明に理解できるようになったことである。

 なぜなら、

 倭人は「大人(たいじん)は4~5婦、

 下戸でも2~3婦」と

 一夫多妻制だったことを記録している。

 仏教徒は一夫一婦制だからこれはシンドゥ教徒の風習である。

 また倭人の入れ墨の風習も、

 先住カリエン人男子の全身入れ墨だけでなく、

 子供が入れ墨していたことも「大小なく」という記事でわかる。

 今もシンドゥ教徒は子供の内から手などに精細な入れ墨をする。

 奄美では明治の初めまで、

 女性が手首から手掌(てのひら)の背に下図のような

 入れ墨をしていた。

 その紋様は数種あるが、

 全てが明かにシンドゥ教のシンボルである。

 「針突(はづき)紋」

 川越政則著『鹿児島県史概説』より

 『張政が見たシンドゥ風習』

 奄美のものは江戸時代に大流行したという記録しかないので、

 それ以前のことははっきりしないが、

 中世以後にインド文化が流入したという記録はないから、

 『魏書倭人章』の記録につながるものとみることができる。

 『魏書倭人章』のその記事は卑弥呼政権当時のものではなく

 位宮と壹與が邪馬壹国を樹立した後の記事で、

 その時の筆者は張政以外にない。

 彼は卑弥呼に仲裁者として招かれてきた後、

 長期にわたって滞在して見聞を報告している。

 その新情報が採用され、

 梯儁(テイシュン)の報告は

 過去の古くて無用の情報として消去されたのである。

 これも政権交替の動かぬ証拠なのだ。

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 《魏書倭人章
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 《日本書紀・古事記
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 《三国史記・三国遺事
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 『参考』
 『言語復原史学会:Web』
 『言語復原史学会:画像』 

 『My ブログ』
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 《参考》
 古代時代の考古学の最新発見・発表・研究成果
 最新の考古学的発掘の方法
 存在価値が問われる我が国の発掘考古学の現状

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