出典:加治木義博
日本人のルーツ
保育社:カラーブックス
<日本人のルーツ>-その探求の一方法-
石器時代からの偶像の移り変わりをみてくると、はじめ自然の小石に毛髪のような筋をつけただけのものから、大規模な彫像にまで進んでいるが、共通点は神を自分たちに似たものとして表現していることである。
だからその顔立ちを注意してみれば、製作者の人種的特徴がわかる。
またその姿勢や、怪物的イメージなども、民族と文化のつながりを証明しているものが多い。
神仏像や面などに知人や有名人との共通点を発見するとき、その作品は日本人のルーツを教えてくれているのである。
<写真>
●伏羲女媧(ふくぎじょか)(中国)
●ベニンの銅像(ナイジェリア)
●水の女神(インド)
●WANTED(尋ね人)
似た人物を見かけたらお知らせ下さい。
●右の3人の共通点を見つけてください。
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
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