2010年3月11日木曜日

百済系日本人のルーツはどこか

 出典:加治木義博
    日本人のルーツ
    保育社:カラーブックス

    <日本人のルーツ>-その探求の一方法-




 日本の仏教は百済から入り、百済へは中国から渡来したというが、それを具体的に示すものはなかった。

 91ページのチョニには能装束の他にも、日韓と共通の風俗が沢山ある。

 ことに仏教に関連して、一見奈良を思わせる多くの共通性が、他のどの地域にも見られない程大量にある。

 ここにあげなかったが高さ12mに及ぶ大仏までそろっている。

 チョニはチベットとモンゴルに隣接するので当然ラマ教であるが、どちらにも共通性をもたずに、かえって日韓の方に近いのである。

 百済仏教なるものの正体と、百済人の日本への帰化等の、謎を解明する鍵がチョニにはある。

 ●「田毎の月」を思わせる棚田が中心経済

 ●奈良を思わせる寺院建築

 ●チャンテン寺の経蔵

 ●天びん棒と水桶と

 ●チョニのお練り供養

 ●烏帽子のルーツ

 ●中国の甘粛省チョニ近辺地図(黄河の上流)

『参考』

小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書

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