出典:加治木義博:言語復原史学会
異説・日本古代国家
㈱田畑書店
126頁
このことは、ただ名前がひっくり返っている、
というだけの単純なものでなく、
日本人の先祖にはどういう人々の血が混っているのか、
を考える重要な手がかりと、
証拠になるものだからである。
とはいっても横書きですぐ人種がわかるわけではない。
なぜなら全世界を見ればタテ書きの方が、
むしろ例外のような状態だからである。
中国文化の流れを汲む地域以外は、
全部横書きといってもいい。
その中国文化が日本に入った時期は
後漢書の次の記事を信じるなら、
紀元前百年くらいには遡る。
「図:古代インドネシア文字」
日本のいろはの様に同じ字がない。
スサノオの命と同時代の人″アジサカ王″の作った詩。
語尾が全部オで終る。
(ホ)
ホ ノ チョ ロ コ 日 の 使 者 来る
ド ト ソ ワォ リォ 刀で裂く。訛り(の為)
ポ ヂォ ヂョ ヨ ニョ ポキッと 共倒れによ
モ ゴ ポ チォ ンゴ もがき苦しみポロリと死んだよ
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
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