2010年4月4日日曜日

古代日本に横書きがあった(2)

 出典:加治木義博:言語復原史学会
    異説・日本古代国家
    ㈱田畑書店
    126頁
 このことは、ただ名前がひっくり返っている、

 というだけの単純なものでなく、

 日本人の先祖にはどういう人々の血が混っているのか、

 を考える重要な手がかりと、

 証拠になるものだからである。

 とはいっても横書きですぐ人種がわかるわけではない。

 なぜなら全世界を見ればタテ書きの方が、

 むしろ例外のような状態だからである。

 中国文化の流れを汲む地域以外は、

 全部横書きといってもいい。

 その中国文化が日本に入った時期は

 後漢書の次の記事を信じるなら、

 紀元前百年くらいには遡る。

 「図:古代インドネシア文字」

 日本のいろはの様に同じ字がない。

 スサノオの命と同時代の人″アジサカ王″の作った詩。

 語尾が全部オで終る。

                  (ホ)
 ホ  ノ  チョ  ロ  コ   日  の  使  者 来る

 ド  ト  ソ   ワォ リォ  刀で裂く。訛り(の為)

 ポ  ヂォ ヂョ  ヨ  ニョ  ポキッと 共倒れによ

 モ  ゴ  ポ   チォ ンゴ  もがき苦しみポロリと死んだよ

『参考』

小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書

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