2010年4月25日日曜日

初めて神話と考古学が一致(1)


 出典:加治木義博:言語復原史学会
    異説・日本古代国家
    ㈱田畑書店
    216~222頁
 では沸流水は鹿児島県のどの川に当るのであろうか?

 これまで沸流水は漢江(カンコウ)であるとか

 鴨緑江(オウリョクコウ)であるとか、

 いろいろ言われてきた。

 しかしこの川だけでなく、

 高句麗の旧都でさえも、

 いまだに謎のままだったのである。

 なぜなら、

 古記録に、

 朝鮮の地名をあてはめてみると、

 それらの説が、どこかでくい違いが生じるのである。

 しかし、思いもかけず、

 高勾麗も新羅も鹿児島県からスタートしたことが

 明らかになった今、

 それは、くい違うのが当然だったことになる。

 ということは、

 それらは鹿児島県の地名であった可能性が

 大きいということなのである。

 『参考』

小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書



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