出典:加治木義博:言語復原史学会
異説・日本古代国家
㈱田畑書店
216~222頁
では沸流水は鹿児島県のどの川に当るのであろうか?
これまで沸流水は漢江(カンコウ)であるとか
鴨緑江(オウリョクコウ)であるとか、
いろいろ言われてきた。
しかしこの川だけでなく、
高句麗の旧都でさえも、
いまだに謎のままだったのである。
なぜなら、
古記録に、
朝鮮の地名をあてはめてみると、
それらの説が、どこかでくい違いが生じるのである。
しかし、思いもかけず、
高勾麗も新羅も鹿児島県からスタートしたことが
明らかになった今、
それは、くい違うのが当然だったことになる。
ということは、
それらは鹿児島県の地名であった可能性が
大きいということなのである。
『参考』
小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
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