2010年4月14日水曜日

スサノオ神話の故郷(1)

出典:加治木義博:言語復原史学会
    異説・日本古代国家
    ㈱田畑書店
    179~180頁
 

 以上でスサノオの命の系譜と、

 応神天皇の系譜とがピッタリ一致することを見た。

 これまで神話の世界の人物であったスサノオの命が、

 応神陵に遺骨をの遺しているであろう生きた天皇と

 同一人だと証明されたのである。

 だからスサノオ神話は、

 本来応神天皇の歴史であったものが、

 姿を変えていただけだったと言って間違いない気が、

 すでにしておられると思う。


 「地図:出水と八岐大蛇(加治木原図)」

 洪水神話と考えても米之津川(昔のオウ川)は

 八岐の大蛇を思わせる姿をしている。

 もう一度、神話の分解の各部と照合してみて戴きたい。

 ページ137~138のE・F・J・K・Lが生きてくる。

 「鹿児島県出水市」

 ① 軸谷川   

 ② 坂元川   
 
 ③ 鮎川    

 ④ 白木川内川 

 ⑤ 高牟礼川  

 ⑥ 高川川   

 ⑦ 樋之谷川  

 ⑧ 鍋野川   

 ⑨ 神戸川   

 ⑩ 平良川   

『参考』

小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書

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